2008/12/25

メリークリスマス。

2008/11/06

Word やExcel でホームページからコピーした際などに書式をクリアにするTips


久しぶりにGoogle Analytics を見てみたらWord ファイルサイズ縮小のTIPS & レイアウトのTIPS & パフォーマンスのTIPS & 結論 (結論は言い過ぎました・・。)という以前書いたエントリが案外アクセスが多い様だったので、せっかくなのでそれに関連する事柄を。

ホームページなどから得た情報を元にWord やExcel などに貼付けて利用したい、と思うことが時々あるかと思います。
そういうとき、コピーしてそのまま貼付ければ、見出しや太字斜体リンク赤く色付けされた強調単語などの情報も含めてWord やExcel にコピーされて便利だと思います。
一方で、これが原因で、書式がおかしくなり、自分がイメージしているレイアウト通りに配置出来なかったりすることが多いのも事実です。
Excel だとホームページから表をコピーしたい時などに余計な情報、余計な書式がたくさんついて来て困る、というような現象に悩まされます。

こういうときの対処方法として、一度、"メモ帳"に貼って再度コピーしなおす、というテクニックを使うことがあります。
なぜ"メモ帳"に貼ってコピーしなおすと対処出来るのかというと、通常の手順だと、
  1. ブラウザなどからコピー
    (コピーされた文章・表などが書式情報ごとクリップボードに格納される)
  2. Word またはExcel に貼付け
    (クリップボード内の書式情報込みのテキストをWord やExcel へ貼付け)
となるのに対して、"メモ帳"を挟んだ場合、
  1. ブラウザなどからコピー
    (コピーされた文章・表などが書式情報ごとクリップボードに格納される)
  2. メモ帳に貼付け
    (クリップボード内の書式情報込みのテキストを"メモ帳"へ貼付け
     ただし、メモ帳には書式情報を処理する機能はないためこの時点で
     テキスト情報のみが貼付けられることになる)
  3. メモ帳内のテキストをコピー
    (書式情報の無いテキストがクリップボードに格納される)
  4. Word またはExcel に貼付け
    (クリップボード内の書式情報無しのテキストをWord やExcel へ貼付け)
となり、クリアな状態のテキストがコピーされます。
こうしたあとに、Word やExcel で再度書式を設定し、目的の文書を仕上げて行くわけです。
こうすることでWord やExcel からみれば、比較的素直な状態の文書を作ることが出来て、ファイルサイズが小さくなる、などのメリットもあるかも知れません。

なお、上記の例の、
  1. ブラウザなどからコピー
    (コピーされた文章・表などが書式情報ごとクリップボードに格納される)
をWord やExcel で置き換えて作業することもあります。
これは既に作成済みのWord/Excel 文書の書式が、(例えば他人が作ったなどの理由で)複雑でわかりにくい時などに、自分で編集しやすいようにやり直す、というような時などに行ないます。

また、Excel の場合では、
  1. ブラウザなどからコピー
    (コピーされた文章・表などが書式情報ごとクリップボードに格納される)
  2. Excel に貼付け
    (クリップボード内の書式情報込みのテキストをExcel へ貼付け)
  3. Excel からコピー
    (書式情報、表組情報込みのテキストをクリップボードに格納)
  4. メモ帳に貼付け
    (クリップボード内の書式情報・表組情報込みのテキストを"メモ帳"へ貼付け
     ただし、メモ帳には書式情報を処理する機能はないためこの時点で
     テキスト情報のみが貼付けられることになる。
     なお、表組情報はタブ区切りテキスト、として貼付けられる)
  5. メモ帳内のテキストをコピー
    (書式情報の無いタブ区切りテキストがクリップボードに格納される)
  6. Excel に貼付け
    (タブ区切りテキストがExcel へ貼付けられてそれぞれが
     セルのひとつひとつへと格納される。)
というようにして表の情報のみを奇麗に取り出すこともあります。

なにはともあれ、こうしてテキストエディタ(メモ帳のようなプログラムを総称してテキストエディタと言います。)に貼付けて書式などをクリアにする手法はとても利便性が高く、レイアウトや余計な書式に悩んだ時は、この方法で処理してしまえばすぐに解決することが多いです。

この手法はMS-Office 製品に限らず他のアプリケーションでも適用出来ると思います。
理屈がわかってないとなんのためにメモ帳を挟んでいるのかわかりづらいのですが、是非、いろいろ試してみてトラブルシューティングに役立てて下さい。

蛇足ですがOffice Personal 2007 アップグレードもとうとう10,000円割れが常態化しましたね・・。

2008/09/16

Firefox CPU 100% をアドホックに直したメモ

他人のマシンの具合、というのは何とも言えない感じでわかりにくいものです。
自分のマシンなら、ファンが回り始めたら、異変を敏感に感じ取り、ああ、あのプロセスがなにかやってるかな、とか、こないだあのエクステンションを入れたな、とかわかるのですが、他人のマシンではそうはいきませんね。

とりあえず、今日はなんだかくだらない感じでFirefox がCPU を使い切ってしまう現象に悩まされて(自分のマシンではなく。)時間をロスしました。

で、結局、対処策は、というとプロファイルの中のextensions.cache だかを削除したら治りました。
場当たり的過ぎる感じもしますが、以前も似たようなことがあったので今度こそすぐに思い出せるようにメモ。

追記:
結局、上記ではうまくいかず、
http://support.mozilla.com/ja/kb/Recovering+important+data+from+an+old+profile
で紹介されているように、プロファイルを複製してから重要なデータだけファイル単位で移項、という手順で復旧。

2008/09/11

昨日のトラブルシューティング(IP電話への執拗な着呼対策)


昨日、突如として事務所のIP 電話に無言電話が掛けられました。
それも一回や二回ではなく、3時間あまりにわたって3分に一度程度、執拗に・・。

最初は本当にイタズラの無言電話かと思っていたけどあまりにしつこいので何らかの障害系かなと思って調べ始めました。
最初、電話本体の着信履歴を見たところでは、地方の営業所からの電話連絡のように思えたので、そちらへ確認してみたものの、電話は掛けていない、とのこと。

おかしいなぁと疑問に感じつつ、RT58i 内蔵のIP 電話サーバーのログを見たところ、ブルガリアのある特定のIP からの着信が連続して来ている。
ということでパケットフィルタでそのアドレスからのパケットを通さないようにして対処したのですが、この手の現象はあまり置きたことがなかったので、対処するまでにやたら時間が掛かりました。
発信元も固定だったからすぐ対処出来て良かったものの、DHCP などだったらどうなるか、など、なんだか新たなSpam の予感を感じさせて不安になったのでした。

追記:
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080910/314570/
に記事が出ていました。(Thanks POLO)
RT58i なら対策はFAQに載っているやつのほうが良さそうですね。

2008/08/12

夏休みの工作(HDDの換装)

Macbook Pro のディスクがもともと120GB と少なかったのもあるけど100GB を超えて一杯になりそうになることが度々あったので、ディスクを物色していたら320GB が1万円を切っていたので換装してみました。

買ったのは HTS543232L9A300 、320GB で 1 万円弱くらい。一緒にUSB の外付けケースを買っておいてデータ移行時に利用しつつ、使い終わったディスクは最終的に外付けディスクに。

データの移行に関しては、この辺を、物理的な換装に関してはこの辺とかこの辺とかこの辺を参考にしました。トルクスドライバーだけ、所有しているやつで使えると思っていたらサイズがT6 とのこと、急遽買いに行ってくる必要があったのが予定外でしたが、やってみると案外と簡単な具合で、Apple 製品の部品交換への抵抗感が若干薄れてきました。

ところでディスクが大きくなってキャッシュが増えたためか、データ移行の際にデフラグが進んだせいなのか、速度がやや改善した気がして非常に快適です。
新しいマシンを買うにはまだ早い気がするけど若干モサモサ感じていたところだったので大満足の夏の工作でした。

2008/07/23

Gmail での画像添付ファイルプレビューを拡大するgreasemonkey を書いてみた。

Gmail での画像添付ファイルのサムネイルプレビューを拡大するgreasemonkey を書いてみました。
使っている時のイメージは上の画像の通りで添付画像のサムネイルを置き換えています。
greasemonkey はuserscripts.org に出すのが一般的なのかと思い、userscripts.org へ登録してみました。

http://userscripts.org/scripts/show/30437

見よう見まねでやったので合ってるかどうかわかりませんが、自分の環境では概ね問題なく動いていて快適です。

実は自分の環境では受信FAX をSTARFAX を使ってメールへ転送していてそれを閲覧しているので、このお手製のgreasemonkey と組み合わせると快適にFAX 閲覧が出来るのです。
上の画像はその使用前、使用後を画面キャプチャしたものです。

ちなみにまいとーくFAX を使っていてもjpg として添付ファイルにして流せるので同じ使用感で使えるかと思います。
STARFAX は受信FAX をjpg とPDF 、両フォーマットへ変換して一つのメールで送れるので、印刷時にはPDF 、閲覧時にはjpg 、みたいな使い分けをしたい方はSTARFAX がおすすめです。

B000MLWR44 B000BKCVBU

2008/07/22

顔だけみて!

B00005EM78ずっと昔のことだけど、ミノルタのCM で使われていた曲で「か〜おだけ見て!」という曲が気になっていたのだけど(もう15年くらい前の話)、何かの弾みで思い出して検索していたらamazon に出店している中古店が取り扱っているのを発見、しかもCD 本体の値段は50円・・。

たぶんこういうのは送料で利ざやを狙っているのだろうなと思いつつも、送料も340円などと高いわけじゃないし、現実のCD なのにiTunes Music Store 並みの値段で購入できるという事実に驚愕しつつ、注文しておいたCD が届きました。
こういうのもロングテイルの恩恵と言って良いのでしょうか。そういえばだいぶ昔に盗まれてしまったProyect Uno というラテン音楽のCD を探したときにもamazon に出店している業者から買って便利でした。

件のCD は寺本りえ子さんという女性が一人でやっていたソロプロジェクトということで若い頃のおぼろげな記憶がすこし戻りつつ、若いときはこういう曲が好きだったんだなぁと(今も好きだけど)なんだか気恥ずかしくなりました。

2008/06/12

Gmail "Filter messages like these" に今更気づいた

Gmail 化したことで超絶便利なメール環境を構築、もうメールの整理には困らない、と思っていたものの、既存環境よりは圧倒的に便利だけどちょっと油断すると広告メールなどが大量にメールボックスを埋め尽くしてきて見た目的にやる気を削がれたりしていて困っていたのですが、なんと、"Filter messages like these" が存在することに今更気づいてしまいました。

http://matthom.com/archive/2007/11/22/gmail-filter-messages-like-these

要は、複数メールを選択してfrom でfilter する、みたいな感じで、左上の画像の通りです。
どういうフィルタが追加されるかは上記URL で見てみて下さい。

2008/06/10

GoogleDeveloperDay2008 メモ


自分用メモ、気になったもの羅列のみ。

Mapplet ScratchPad
Developer Mapplet (リロード、開発者向け)
API Reference Mapplet

IGFetchContent(ガジェット用)

gearsmonkey

gears
dbquery(DB へのアクセス用サンプルアプリ)
FileSystem(複数アップロード、js からファイル内容へアクセス、バイナリをいじれる)
Resume(ダウンロード等)
GeoLocation(予定)

普段ニュースで見てても実際話してるのを聞いてデモを見るとより印象に残るので多少良い気がする。

2008/03/14

確定申告行って来ました。

毎年のことながらギリギリまで粘って粘って、やりたくないので粘って粘って焦って焦ってしまう確定申告を済ませてきました。



やりたくない理由としては、
・計算や書類の整理がめんどくさい
・貧しいことを再認識させられるので嫌(こちらのほうが大きな理由。)
などがあるわけですが、今年は3/15 が週末にかかるためなのか、3/17の月曜日まで受付期間であるにも関わらず、3/14 に済ませるという若干の進歩を達成しました。

自分は税理士の先生などにはお世話になっておらず(お世話になったら生きていけないほどの収入な訳です。)、毎年、税務署に開設される確定申告の相談会場で相談にのってもらう訳ですが、そこに待機している係員の皆様のモチベーションの低そうなことに、腹立たしさを覚えると同時に気の毒にもなります。

腹立たしさの理由としては、「こちらは正直に自主申告しつつ納税しに来ているのだから手取り足取り教えてくれやがれ」という、お客様視点のある意味では理不尽な理由ではあるのですが、一方で、気の毒になる理由としては以下のようなもの。

・納税意識の低い民衆が大挙して訪れ、同じ質問に何度も何度も答えさせられる
・あたりまえのように揃えておいて欲しい書類を相談者は揃えて来てくれない
・人によっては上記のような理不尽なお客様視点から、係員に食ってかかる人もいる

税務署員達の言い分としては、
・事前に税理士に相談しろ
・税理士に相談する金が無ければ、もっと空いている時期に税務署に来て、予め相談しておけ
・本でも読んで勉強しろ
などいろいろあるのだと思います。

なんにせよ自分としては客側の一員だし、お客視点から見てしまうのですが、なんといっても一番改善して欲しいのは税制を改善して欲しい、ということ。

株式や外為の損益計算方法だとか、事業の経費だとか、売掛金だとか、通信費だとか、接待交際費だとか、ナントカ費だとか、源泉徴収だとか、面倒なことが多すぎて嫌になってしまうのです。

様々な経費計上の方法は、恣意性から逃れることはできないし、ましてや納税意識の無い人はそもそも申告しようとも思わないかもしれない。あるいは申告するべきかどうか判断がつかず放置している人も多いのでは。

こんなこと書きつつも、自分も完璧に出来ているのかと言われたら、ミスったりしてるかもしれないな、とも思いつつ、だいたい税務署の職員だって自分の申告した際に添付した書類を見て理解できるのかしら?などと余計な心配までしてしまいます。

つまるところ、出来るだけまじめに申告しようと思いつつも、まじめにやればやるほど馬鹿を見てしまうのではないかという疑念にかられてきてしまう、という人間不信に陥りそうなこんな現状を打破するには税体系をもっとシンプルにしてほしい、と思うわけです。
例えば、消費税を累進課税的にして、それに一本化する、とか。

コンピュータ・セキュリティの世界では、守るべきリソースを減らして、集中してそこを守る、という発想があります。(コンピュータ・セキュリティに限らないかもしれませんが。)
そういう視点で、消費税に一本化してしまい、誰でも正・不正が判断つくようにして、シンプルな仕組みゆえ、高度な技能職者である税理士だの税務署職員だのといった人員を減らし、税収に関わる行政の効率化と品質向上を実現して欲しいものです。

年金だとか健康保険だとか社会保険庁だとかにも同じことが言えますね。

なんて、あまりにも民衆視点で言葉が過ぎましたが、ここに書いたことは面倒な確定申告に対する一方的な苛立ちに起因する妄想ですので真に受けないよう・・。

2008/03/11

人間の能力の話 〜 やさしい経済学 - 21世紀と文明【日経新聞】

4004310741ときどき興味深い話が載る日経の「やさしい経済学」、こないだからちょっと気になっていたけど今は、東京大学教授の西垣通さんという人が連載中です。

曰く、「農耕牧畜が始まるまでのヒトは、数十人から百人程度の群れをつくり、移動しながら生活していたのではないかと考えられている。この人口割合は非常に大切だ。(〜中略〜)ロビン・ダンバーの「百五十名が群れの上限値」(〜続く)」とのこと。

要するに、人間の脳の物理的許容量からは、「われあれヒトとは、せいぜい百名程度の共同体を作り、その中でコミュニケートしあいながら生きる生物」とのこと。
「ではいったい、人口一億以上の近代的国家共同体というのは何者なのだろうか。」
インターネットをベースにして地球村ができ、全人類がコミュニケートしあえるという考えは幻想のような気もしてくる、とも言っています。

ちょっと話は違いますが、2割の働きアリと6割の普通のアリと2割の働かないアリの話などもありますし、生物の視点から人間を見直し、生物の能力や特性を知り、それを考えることはとても興味深いですね。

現代のように人間の能力と技術などの進歩とのミスマッチが大きい時代にはこういった視点から人間の限界を見極めて対策を練ることが重要な気がします。

アマゾンで探したら西垣教授のちょうどそういう話を書いていそうな「ウェブ社会をどう生きるか」を見つけたのでご紹介。

ついでにgoogle してみたら、
http://premium.nikkeibp.co.jp/itm/int/21/index.shtml
こんな記事を発見。
思想家なのか宗教家なのか、兎に角、教授になるくらいの人は言ってることが意味不明ですね・・。断片を自分なりに解釈するのが精一杯です・・。

2008/03/04

Leopard でDNS のキャッシュをクリア

dscacheutil -flushcache
だそうな。

ここに書いてありました。感謝。
Leopard より以前のものも書いてあります。

ついでにgoogle 検索結果をみていたらvista のも見つけたのでメモ。
ipconfig /flushdns
だそうです

ここ
に書いてありました。この手順はWindows 2000以降で使える模様。

2008/02/24

GIF などのファイルサイズが不自然に大きいときにはImageMagick で strip する

個人的に、最近、Photoshop やIllustrator などのグラフィック系のソフトを使うことが多くなりました。

特に自分の場合はWeb 制作時にGIF ファイルを作ることが多いのですが、時々気になるのが、25 x 25 pixel などの小さなGIF ファイルなのに40kb とか不自然にファイルサイズが大きくなることがあることです。

GIF のフォーマットについて詳しく無いので、最初はそんなものかと思って気にしていなかったのですが、よく観察していると、同じピクセルサイズなのにファイルサイズはだいぶ異なる、というケースも多々あり、また、携帯電話向けのサイト制作などではファイルサイズを気にしてあげたほうがユーザーに優しい、ということもあり、解決策を調べてみたところ、手っ取り早そうな方法としてImageMagick で不要な情報(ヘッダ、その他の付加情報?)を削除するオプションがあることを知り、試したところ劇的にファイルサイズが縮小されました。

使い方はこんなかんじです。
convert -strip a.gif a-stripped.gif

このサイトで知りました。感謝。
上記のサイトではjpg で書いてあるのでjpg やその他のフォーマットでもいけそうです。

ImageMagick は便利に使えるので是非インストールしておきたい一品です。

ちなみに、このためにMacPorts からImageMagick をインストールしたところ、
==========================
% convert
/opt/local/bin/convert: error: `/opt/local/bin/.libs/convert' does not exist
This script is just a wrapper for convert.
See the libtool documentation for more information.
==========================
こんな感じのエラーで動きませんでした。

このへんで同じようなことを言っているみたいでしたが解決に至っていないようでしたので、いろいろ試したあげく、結局ImageMagick 公式サイト配布のバイナリでインストールすることに。
こちらは問題なく動きました。

2008/02/19

カワセミを見た。


大きな地図で見る

先週の木曜日だったと思いますが、仙台堀川公園内でカワセミを見ました。(写真はwikipedia から拝借)
静止したように飛んでいたので最初はハチドリかと思っていたのですが、調べてみたら、色がカワセミっぽかったし日本に多いのはカワセミということでカワセミと断定します。

場所は左の地図のところ。もし次回また見かけたら写真を撮ってみたいですが、その後見かけていないのが残念。

2008/02/18

Gmail でメーリングリストのメールが弾かれる件を自己環境だけでもとりあえず対処してみた

自分の環境を全てGmail 化したら、仕事の進め方そのものが少し変わってきました。
以前の自分のメールの扱い方から比べると、Gmail 化したことで改善された部分が大きいので、もはやGmail から戻れないという段階です。
そんな便利なGmail ですが、気になっている難点がありました。

Gmail ではMessage-ID をユニークなメッセージのID として使用するようなのですが、その挙動が厳密すぎるために既存のメーリングリストシステムとは相性が良く無いみたいです。

つまり、Gmail からML へメールを送ると、そのメールは送信時点で、あるMessage-ID を持ったメールとしてアーカイブされてしまうため、MLシステムを通った際にsubject を[info:00123] のように書き換えるような運用をしている場合、そのメールが自分には配送されない、ということになる(みたいな)のです。

Subject を書き換える処理をしていなくても実は同じことが起きているのですが、書き換える処理をしている場合、その書き換えられた方のメールが自分宛に届かない、ということです。見た目の問題としてですが。

ちなみにMessage-ID をユニークなメールのキーとして使うのは、ある意味では当然ですが、例えばBecky なんかでは重複したMessage-ID のメールを取り扱えます。

欧米ではあまりMLのサブジェクトの書き換えはしない、と聞いたことがあるのでそのせいなのかもしれませんが、この問題は認知されているようなのにGmail 側では対処される気配がない(というかやる気が無い?あるいは、やらない、というポリシーの問題の気もしますが・・。)模様で困っていました。

ヒューマンフレンドリーな[info:00123] のような仕組みは、ユーザーにとってもわかりやすい仕組みなので、なんとか直したい、この問題を解決しないことには事務所をGoogle Apps に移行できない、と密かに嘆いていたのですが、ふいに気が向いてMLのシステム側で対処することにしました。

ML にはMailman を使っていたので、Subject 書換の際に、Message-ID を書き換えてしまう、という安直な方法ですが・・。

以下が、書き換えたdiff です。

====================
$ diff -u mailman-2.1.9/Mailman/Handlers/CookHeaders.py.org mailman-2.1.9/Mailman/Handlers/CookHeaders.py
--- mailman-2.1.9/Mailman/Handlers/CookHeaders.py.org 2006-02-17 11:42:35.000000000 +0900
+++ mailman-2.1.9/Mailman/Handlers/CookHeaders.py 2008-02-18 02:11:43.000000000 +0900
@@ -237,6 +237,10 @@
prefix = mlist.subject_prefix.strip()
if not prefix:
return
+ # overwrite message-id.
+ msg['X-Original-Message-ID'] = msg.get('message-id', '')
+ del msg['message-id']
+ msg['Message-ID'] = Utils.unique_message_id(mlist)
subject = msg.get('subject', '')
# Try to figure out what the continuation_ws is for the header
if isinstance(subject, Header):
====================

ほんの3 行書き換えただけですが、きちんと動いています。
Mailman がdaemon として動作しているということをうっかり忘れていて、リスタートするのを忘れていて、書き換えたのにうまく動かない、なんてことをしてしまい、きちんと動くまでに時間を浪費してしまいましたが・・。

ただ気になるのはこの処理をしたことでループ検知などに悪影響が出ないかということです・・。

ちょっとずれる感じもしますが、
http://mail.python.org/pipermail/mailman-developers/2003-October/015981.html
でもMessage-ID の書き換えについて議論しているようで気になったのですが、結局実装されずじまい、みたいなことでしょうか。
そもそもSubject を書き換えてるのだからMessage-ID を書き換えないのがおかしい挙動なんだ、という気もしないではないので、この修正のほうがむしろ正しい挙動に近づくのでは?、なんてことまで考えたりもしましたが、RFC の厳密な解釈など詳しく無いので判断がつきません・・。
目の前のシステムがうまく動けば個人的には問題が無いのですが、もしも分かる方がいらっしゃったら教えていただきたいところです・・。

2008/02/15

Safari の予約語にはまった(?)

Safari の予約語にはまった(?)のかどうか結局突き止められていないのですが、Firefox で基本的な動作確認をしてIE もSafari も問題がなかったhtml で、いざ運用してたら、Firefox もIE も問題ないのにSafari だけおかしい、という事体に・・。
Firefx とSafari で大きく見え方が違うことも少ないのでなんでかと思ってhtml をシンプルに構成して検証していたら多分だけどもh2 id="class" とかやってしまっていた箇所で問題を発見。

ちょっと探したら、
http://www.kawa.net/works/js/tips/future-reserved-words.html
などもあるように、Safari は予約語に厳しいのかも・・。
上記URL はjavascript のことについて言及していますが、css でも制限があるのかもしれませんね。

2008/02/11

部屋を暗くすると集中力が高まる     気がする。

元来、夜型人間のせいか、昼間は集中して仕事が出来ない、物音がすると気になって仕方ない、という面倒くさい性格です。

が、最近、そうも言ってられないほど忙しい中で、いろいろ工夫していて発見したのが、「部屋を暗くすると集中力が高まる(・・・気がする。)」ということでした。

考えてみれば当たり前のような気もしますが、見つめるべき光源がモニタしかなくなれば、そこから目を離すことはあるまい、という至極シンプルな理由で集中しやすくなるのだと思います。

今まではそれほど意識して部屋を暗くしたりしたことが無く、どちらかというと目が悪くなるんじゃないかと思って部屋は明るく保っている方だったので部屋が暗いとすごく新鮮に感じられます。

そんなことを考えつつもこうしてエントリを書いているあたりで仕事には集中できていないのですが、少なくともモニタに集中できるということで・・。

ところでこの話題の写真はPhotoBooth で自分撮りした写真が良い、と思って、部屋を暗くした状態でPhotoBooth で撮ってみたのですが、その仕上がり具合たるや、恐ろしい心霊写真の様相を呈していました。
あまりの恐ろしさにモザイクをかけておきましたがオリジナルが見たい人はご連絡を。
お手持ちのマシンにカメラが付いている人は是非自分でもお試しあれ。

2008/02/08

IE (のレンダリングエンジン) のデバッグ

普段、css のデバッグ時にはFirefox & Firebug を使っているのですが、稀に必要になるIE でのデバッグではいつも困っていました。

IE Developer Toolbar というやつも使えると言えば使えるのですが、なんとなく見にくくてFirebug が欲しく感じられてしまっていたのですが、Sleipnir というIE とFF のエンジンを切り替えて使えるブラウザのプラグインでHawkeye というやつを使うとわりと使いやすいことに気がつきました。

IE Developer Toolbar でも自分の知りたい情報にはアクセスできたものの、インターフェース的にどこか使いづらく活用しきれていなかっただけなのだ、とhawkeye を使い始めて改めて気づきつつも、しばらくはsleipnir も使ってみようかという気になりました。

Fotolia Japan が開いたらしい

たまにはWeb 2.0 (!)的なサービスの紹介でも・・。
ときどき利用しているFotolia の日本語版が開いたとのことでメールが来ました。
http://jp.fotolia.com/
Fotolia はロイヤリティフリー写真を大量に扱っているサービスを展開しているのですが、なんといっても特徴は、今までのロイヤリティフリー写真とは桁が違う安さで購入できる、ということと、誰でも写真の売り手になれる、というところ。

素人が撮った写真も多いので、買うに値しない写真も山ほどありますが、商用利用したいと思ってもFlickr ではライセンス的に問題の無い写真が見つからないときなどに重宝しそうです。
なんと言っても安いので気軽に買えるのが良いと思います。

ちなみにこういうサービスのことをマイクロストックとか言うそうな。
英語版で数回使いましたが結構便利に使わせていただきました。興味のある方、是非ご堪能あれ。

2008/02/03

Spaces で反応がなくなったら。[ MacOSX Leopard ]


新年、あけましておめでとうございます。

今年は忙しさにかまけて、年賀状は来た人には出そう、という目標も到達できませんでした・・。
年賀状を下さった方々、誠に申し訳ありませんでした。
何卒無礼をお許しください。
(こんなところでお詫びしても意味が無いのですが自己満足的な新年の接頭辞として・・。)

「忙」という字は、心を亡くす、と書く、とは良く言われますが、最近の自分がまさにそういう感じに陥っているのではないかと反省しております。

昨年暮れから引きずっている仕事は年初来も引き続き終わらず追いつめられつつも、忙しいときほど関係ないことをやりたくなるのが人の性らしく、Leopard に移行して以来、気になっていたSpaces がときどき無反応になる件を調べてしまいました。

調べたら割とすぐ出てきたのですが、Dock を再起動すれば良いだけ、とのこと。
Terminal.app でkillall Dock か、アクティビティモニタでDock を終了すれば良いだけでした。

これでSpaces が返事をしなくなっても迅速に復旧できます。

自分が見つけたソースはこちらでした。
http://www.zaphu.com/2007/11/27/leopard-tip-restart-unresponsive-or-misbehaving-spaces/